シーズン7 中盤レート2000達成構築(最高レート2006) ギャラハッサム軸

 

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こんにちは、ゼクトンと申します。S7は中盤までは今から紹介する構築を使用し、終盤は色々試した結果ガルーラ軸を使い続けていました。ガルーラ軸はイマイチ構築がぱっとしなかったので、今回は中盤使っていた構築を紹介したいと思います。

◎構築の経緯

今までサイクルパをずっと使い続けてきたのですが、アーゴヨンの登場により(今までと同じ)サイクルパでは厳しいだろうと感じていたので、対面構築など他の構築を試そうと思い、カバルドンのステロなどで起点を作りつつ、他で全抜を狙うタイプの構築を使おうと思い今回の構築に至りました。今回の6匹の中には最終的にカバは入っていませんが、最初は使用していました。しかし、使用していくうちに

①相手のステロ展開にかなり弱い

②相手の初手がやたら挑発を打ってくる

③初手で水タイプ全般を誘いやすく出し負けしやすい

などの盲点が目立ったため、ステロ展開にこだわらず、他の起点づくり要員を探していました。そうしたら相手のカバなどのステロ展開を挑発で阻止しつつ蛇にらみで確実に麻痺を入れられ、起点にもされづらいジャローダ、電磁波や鬼火、呪いで場を荒らせるミミッキュが使い易かったので、この2匹を主に先発要員に使うことにしました。

 ◎個体紹介

 

ジャローダ@気合の襷

臆病 努力値:CSぶっぱ残りD

リーフストーム/蛇睨み/挑発/目覚めるパワー(岩)

起点作り要員その1 蛇睨みが相変わらず強い。カバルドンを最初に使用していたが、ジャローダに変えてから相手の起点要因には強く出れる様になったので、初手出し負けしにくいという利点はあるが、代償としてバシャーモがゲロ重になってしまったので、他のポケモンで補えるようにしたい。めざ岩があるためリザードンは何とかなることが多い。

相手の初手がミミッキュだった場合は剣舞から入られると裏のポケモンが押し切られてしまうため、初手ミミ対面は挑発から入ることが多かった。相手の初手が麻痺りまくってeasy win出来る試合もあるため蛇にらみはとにかく強い。

 

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カバルドン@オボンの実

慎重 215(252)-132-138-×-136(252)-68(4)

地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

H:ぶっぱ

D:ぶっぱ

S:余り

序盤というか18~19くらいまではこいつを入れていた。上に上がると初手のミミッキュがやたら挑発を打ってきたり、相手も初手カバでステロを打たれるとこっちがかなり不利になるので中盤は抜いてしまった。ただバシャに強い点や吹き飛ばしで起点回避が出来るのも大きな利点なので一長一短だと思う。

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ギャラドス@ナイト  特性:威嚇→かたやぶり
 性 格:陽気
 努力値:4-252-×-×-×-252
 技構成:滝登り 地震 氷の牙(挑発) 竜の舞

 裏のメガ枠のエースその①

ミミッキュやジャロで麻痺を入れた後に舞って滝登り連打することがほとんど。まぁ運勝ち製造機ですね。年末のからきおす杯ではクチートに雷パンチを打たれたりモロバレルは突破できないわで欠陥があることにも気づくことが出来た。抜きエースとしては優秀だが、ハッサムもそうだが得手不得手が激しいので、2体共選出出来ない試合も多々あった。正直メガ枠は改良の余地があると思う。

ちなみに氷の牙がなければマンダに勝てなくなるが、挑発を入れるとメガギャラミラーで相手に龍舞されずに裏のポリZを通しやすくなったり(そのためにも最速推薦)、初手に出してカバのステロ展開を阻止できたりなど起用は動きが出来るので、氷の牙を抜いてでも挑発は採用価値があると思った。

 

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・霊獣 ボルトロス@電気Z  特性:蓄電

 
 性 格:臆病
 実数値:175(164)-*-92(12)-175(76)-101(4)-168(252)
 
 技構成:10万ボルト / 気合玉 / めざめるパワー(氷)/ 悪だくみ
有名なH175霊獣ボルトロス。正直耐久に振ったほうが助かった試合が多かったのでこの調整はかなり使い易いと思う。今回はボルトロスを使いたいをいう理由だけで霊獣ボルトロスを採用したが、電気技と氷技はポリZも使えるという点と、バシャーモを意識した時、このボルトロスでもメガバシャのフレドラは耐えられないので、構築面で言えばアーゴヨンの方があっていると思う。

 

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ハッサム@ナイト  特性:テクニシャン→テクニシャン

性 格:意地っ張り
実数値:177-200-164-×-137-96
 
 技構成:バレットパンチ/ 馬鹿力 / 剣の舞/ 羽休め

裏のメガ枠その②

今回こいつを採用しようと思った一番の理由はミミッキュを意識したから。

ミミッキュZを受けられ、クレセリア、レヒレ、メタグロスなどにも強く、さらにギャラドス、ポリZでも突破できないナットレイなどの鋼全般に馬鹿力という打点を持っているという点を評価した。実際ハッサムだけで3タテした試合もあり使い易かった。

レート19~20付近になるとテテフカバリザなどの構築が多く、見せ合いの時点でリザやバシャがいた場合、かなり出しづらくなるのでギャラドス以上に得手不得手の激しいポケモンだと感じた。

ポリ2にも打点はあるが剣舞馬鹿力でHBポリ2は落とせないので注意が必要。 

ポリゴンZ@ノーマルZ  特性:てきおうりょく
 性 格:図太い
 実数値:161-×-134-163-96-134 
 努力値:4-×-252-60-4-188
 技構成:10万ボルト 冷凍ビーム テクスチャー 自己再生

S6でも使ったユウキさんの永久保証ポリゴンZを今期もそのまま流用しました。ミミッキュZの登場で厳しくなるかと思いきや今期も全然強くて活躍してくれました。テクスチャー積む前の対面では負けますが、積んだあとならミミZも6~7割程度しか(も?)入らないため耐久無ぶりなら10万連打で押し切れて勝てます。耐久に振っているミミッキュは10万で落とせないため呪いと合わせて返り討ちにされてしまいますが(涙)

他にこのポリZの特に好きな所はテクスチャーZを積んだ後ならリザX、Yやバシャーモにも勝てる点です(耐久に振っている龍舞型のリザXには調整次第で分が悪いかも)。Zを積んだ後にこれらのポケモンに急所を引かれる以外に負けたことはなかったかと思います。懸念を挙げるとするならばテテフにはZ積んだ後も10万を耐えられ返り討ちにされることでしょうか。上位に多いテテフカバリザYなどの構築にはハッサム共に相性が悪いため、19からは伸び悩みました。

 

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ミミッキュ@こうかくレンズ  特性:化けの皮

  性 格:ようき
 努力値:HSぶっぱ残りD
技構成:じゃれつく 電磁波 鬼火 呪い
起点作り要員その② この技構成はあまり読まれないので相手の不意をつくという点でも強かった。後半はガルーラが増え、初手ガルーラで素猫したあとにランドなどにバックしてくる方が多かったので、そのタイミングで鬼火が決まりやすく強かったです。またフシギバナモロバレルに麻痺を入れ、呪いで削り、裏のレボルトで悪だくみを積んで無理やり突破できる試合も多かったので、場を荒らす役としてとても活躍してくれました。持ち物のおかげでじゃれつく、電磁波は99%、鬼火も93%ほどで当たるためうっかり外してゲームオーバーになることもほとんどなかったです。
挑発を入れたいと思ったことが多々あり、じゃれつくを抜いて採用しようか迷ったのですが、初手対面の相手(ガブリアスゲッコウガ辺り)に身代わりを許すとこちらがほぼ負け濃厚になってしまうので、攻撃技は最後まで外せませんでした。
この型が読まれやすくなり挑発を打たれるようになったら持ち物をメンタルハーブに変える予定です。

【振り返り】 

この構築での最高レートは2006です。中盤以降はテテフカバリザY構築が増え、終盤多かったカバマンダガルド構築にもカバがポリZのレイビを耐えてあくびや吹き飛ばしで返り討ちにされたり構築的にガルドに打点がなかったり散々だったので構築的に盲点はありますが、改良すれば全然もっと上に行ける構築だと思うので、よろしければ是非使ってみて下さい!