【ポケモンSM】第8回ジャパンオープンベスト8 第38回あんぐらオフ準優勝構築&第11回ぽちゃオフ3位構築

 

 

こんにちは、ゼクトンと申します。オフ会で好成績を収めることが出来たので、構築を公開したいと思います。USMが発売された今SMの構築を公開しても微妙かと思ったのですが、環境も大きくは変化していないように思ったので載せることにしました。少しでも参考にしていただければ幸いです。

◎構築の経緯

オフ会初参戦だったため、どのような構築で出ればいいのか自分でもわからなかったのですが。あれこれ対策するよりも自分が一番使い慣れているパーティーで出るのがいいと判断し、ボーマンダ軸で出ようと思いました。

第11回ぽちゃオフでは新しいポケモンを使いたいけど、使い慣れてないパーティーでは出たくないという矛盾した思いから、使い慣れているポケモンをある程度残しつつ新しいポケモンを組み込むという作戦にしました。

第38回あんぐらオフ、第8回ジャパンオープンは同じ構築で出たのでまとめて並びを紹介しますと。

ボーマンダボーマンダナイト

カプ・レヒレ@水Z

ミミッキュ@ゴーストZ

ポリゴン2@進化の輝石

ナットレイ@食べ残し→ウイの実

グライオン@どくどくだま

です、一方第11回ぽちゃオフは

ボーマンダボーマンダナイト

カプ・レヒレ@水Z

ミミッキュ@ゴーストZ

ポリゴン2@進化の輝石

ボルトロス@ウイの実

ドリュウズ@突撃チョッキ

です。技構成と一緒に個々の解説に入ろうかと思います。

 

◎個体紹介

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ボーマンダ@ナイト  特性:威嚇→スカイスキン
①性 格:やんちゃ
 実数値:171-205-100-130-90-152
 メガシンカ時:171-216-150-140-99-172

性 格:ようき
 実数値:193-155-100-×-110-167
 メガシンカ時:193-165-150-×-120-189 

 

①技構成:おんがえし 火炎放射 身代わり 羽休め

技構成:捨て身タックル どくどく 身代わり 羽休め

①はいわゆる小学生マンダ、②は毒はねマンダ。あんぐら、JPNで使ったのが①でぽちゃオフで使ったのが②になります。オペラスリスさんが使用していた毒はねマンダの型を使わせて頂きました。

①はレートではムドー入りの受けループ、カグヤなどを意識して使っていたのですが有効に使用できた試合はほとんどありませんでした。またオフ会では受けループを使用している人が体感ほとんどいなかったので(ブルルドヒデ、ブルルドランなどの並びはよく見る)、放射→地震にした構成のほうがまだ強かったような気がします。それでもスペックは高く、活躍した試合は多かったです。JPNの本戦で負けた試合が毒はねマンダを使っていれば高確率で勝てた試合だったため、受けルの対策を切って毒はねマンダを使用すればよかったと少し後悔してます。

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カプ・レヒレ@水Z  特性:ミストメイカー

 
 性 格:控えめ
 実数値:175-×-136-160-151-108
 
ギミック系の対策として入れた枠。実際に本選でイーブイバトンと当たりeasy winした試合もありました。黒い霧と瞑想は一見アンチシナジーですが、両方使う試合はほぼないのでいっそのこと「黒い霧を入れてギミック対策として入れた瞑想レヒレ」という認識で使ってました。
カバルドンに対して一方的に強く、水Zにすることで後出しして出てきた相手にも負荷をかけられるため安定して強かったです。しかし使用率は体感低めでした。おそらく6位。それでも出した試合では確実に仕事をしてくれたと思います。
ちなみにJPNは本選は予選と技構成を変えてもいいルールだったので、本選に進んだ方のパーティーを見てバトンなどのギミック系がいないことを確認して黒い霧→挑発に技構成を変えました・・・が使った試合はありませんでした。
 
 

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ミミッキュ@ゴーストZ  特性:化けの皮

  性 格:いじっぱり
 実数値:131-156-100-×-125-148
技構成:シャドークロー じゃれつく かげうち 剣の舞
安定した強さと化けの皮のチート性能、特に語ることはありません。
妖Zとは好みの問題かと思いますが、僕の構築ではガルド、ドラン、ナットなどの鋼タイプに対しての打点が少なかったためゴーストZでの採用になりました。
 
 

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・ポリゴン2@進化の輝石  特性:アナライズ

  性 格:図太い
 実数値:191-×-156-125-115-82
技構成:冷凍ビーム 放電 イカサマ 自己再生
メジャーなHBポリ2。こういった型だとDにも多少ふってBはぶっぱではなく多少削ったものが主流なのかもしれませんが、Bを少しでも削るとギャラやグロスに突破される確率が増えたり、HPが少しでも削られた状態だと剣舞→ミミZを受けきれなくなってしまうので、私はこちらのほうが信用してます。
ぶっぱにしてもABミミッキュは倒せませんが、対面からだと放電を二発撃てるため、一度でも麻痺状態にさせれば(確率的に約5割)先制で再生→イカサマで倒せるため強かったです。JPNでは何度相手を麻痺させたことか。不利な相手でも麻痺させれば勝ち筋を拾えるためかなり活躍してくれたと思います。選出立体感1位
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ナットレイ@ウイのみ  特性:鉄の棘

  性 格:なまいき
 実数値:181-114-162-×-173-22
 
 技構成:パワーウィップ→種マシンガン ジャイロボール やどりぎの種→毒々 守る→ステルスロック
 
まず耐久に関してはミミッキュのA↑↑シャドークローZを確定耐え調整で残りはDに全て振りました。Dの耐久は特に意識した調整はないのですが、絶妙に耐えて木の実が発動する試合が多かったので一番しっくりくる調整だったと思います。最初は→前の技構成で使っていたのですが、後出しをゆるしやすくポリゴン2などへの回答がイマイチなかったため、→後の技構成に変えました。毒はレヒレの特性とアンチシナジーかなと思ったのですが、毒打ちたいときにミストフィールド状態であることがほとんどなかったので、毒でもいいと思いました。やどりぎの方が場持ちやハメ性能は上がりますが、起点にされやすかったり、交代されるとリセットされるため、今回の構築的に一度でも毒をあてれば他のポケの再生技でハメれるため構築にはあっていたと思いました。
 

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グライオン@どくどくだま  特性:ポイズンヒール

 
 性 格:慎重
 実数値:177-115-145-×-137-123

 技構成:地震 ハサミギロチン 羽休め 岩石封じ

技構成はあんぐらオフの直前に思い付いたものです。レートでグライに対してリザを後出しする方が多く、隙を見せやすかったため。交代読みでも技を繰り出せるがんぷうを採用してみました。事実あんぐらの決勝ではサンダーに対してうまく機能してくれました(ギロチンさえ当ててくれれば)。

www.youtube.com

これがオペラスリスさんとの対戦動画です。こちらのパーティー的にペリラグは出さないだろうと予想し、グライオンがうまく機能してくれると思い選出しました。サンダーの技構成は予想していた通りだったので、相手が羽休めを打つタイミングでがんぷうを打って次のターンに上からギロチンを当てる予定でした・・・がサンダーのプレッシャーでギロチンのPPを削られたのもあり5回打って一度も当たりませんでした。

使ってて中で気づいたことなのですが、時期的にちょうどABミミッキュが流行りだした時期でもあり、少しだけSに振っているグライオンなのでメジャーなABミミッキュよりも少しだけ早く、地震でミミの皮はがす→相手ミミッキュ剣舞→グライの方が速かったからおそらくフェアリーZだろうし次のターン打ってくるだろう→ナットに下げて受けるか という立ち回りをJPN,あんぐらの本選で各1回ずつ行い両方ともZ受けをうまく行えたのも強かったです。

負けはしたもののこの技構成の強みは出せた試合だったと思います。

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・霊獣ボルトロス  特性:蓄電

 
 性 格:控えめ
 実数値:184-×-95-182-125-126

10万ボルト / 気合玉 / めざめるパワー(氷)/ 悪だくみ
HD振りのボルトロス、調整に関してはゲッコウガの冷ビを耐える程度。
ぽちゃオフ本選のMVP。1戦目ではギルガルドシャドーボールを2回耐えて木の実が発動し、2戦目ではメガボーマンダストーンエッジを耐えて木の実が発動しました。特殊耐久が割とあるので交代読みや対面でも悪だくみを発動させやすかったです。
前回のぽちゃオフの予選で当たった方がこの型のレボルトを使っていたため自分も使いたくなり採用することになりました。その時の試合ではアナライズポリ2の冷ビを2発耐えていたので「どれだけ固いんだ!??」と思ったのですが、後から聞いたら性格は控えめではなく穏やかだったそうです笑 
予選ではメガガルーラ対面で相手がZ技読み警戒で引いてくれることが多かったので、後出しで攻撃技が上手く決まった試合が多かったです。(交代してくれる前提の立ち回りはよくないですが)
最近のレートでは物理ガルドも増えている印象なのでガルド対面は安定しないかもしれませんが、調整先を見誤なければ対面で悪だくみをうまく詰める機会が増えるので強いと思いました。
 

 

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ドリュウズ  特性:型破り

 
 性 格:陽気
 実数値:187-175-81-×-100-149

技構成:地震 アイアンヘッド 岩石封じ つのドリル

ぽちゃオフでの使用ポケその2。新環境でミミッキュZ、アーゴヨンが増えると予想し、いじっぱりミミッキュを上から縛れて、アーゴヨンの大文字を耐えるチョッキドリュウズが強いのではないかと思い採用しました。

マッチングに関していえば、ミミッキュZは予想通り多かったですが、アーゴヨンは1匹しか遭遇しませんでした。期待通りアーゴヨンには対面では強くうまく機能してくれました。ちなみにわるだくみ1積の大文字は流石に耐えないのでアーゴヨンドリュウズ後出しは基本避けましょう。ちなみにレートで当たってわかったのですが、控えめでBBが発動してC↑になったアーゴヨンの大文字は耐えてくれました、偉い。

3位決定戦ではデンジュモクに対して安定して後出しすることが出来たため、かなり強かったと思います。

【振り返り】

オフ会で会う方たちも本当にいい人ばかりで私もとても楽しい経験をさせていただきました。勝率も今のところびっくりするほどよかったですが、運勝ちやマッチングに関してもうまく噛み合ったり、苦手なポケモンにあまりマッチングしていないことが一番大きかったと思うので、レートでも安定して勝てるような構築をこれからは目指していきたいと思います。

これからもオフ会には参加していく予定なので今後ともよろしくお願いします。